文字サイズ変更
  • 標準
  • 大きく
  • 最大

特定健診・特定保健指導

平成20年4月から、40歳~75歳未満までの被保険者および被扶養者の方を対象とした、「特定健診・特定保健指導」が始まりました。これは40歳~75歳未満の方に内臓脂肪型肥満に着目した健診を行い、その結果に基づいて健康増進につながる保健指導を行うものです。
健康保険組合が費用の一部を助成しますので、みなさんの負担は1,500円(税込み)で受診していただけます。

特定健診

  • 対象者
    40歳以上75歳未満の被扶養者ならびに任意継続被保険者とその被扶養者。
    ただし、人間ドックを受けられた方は対象外です。
  • 健診は基本項目と追加項目で
    すべての対象者が受けなければならない「基本項目」と、医師の判断により選択的に受ける「詳細項目(追加項目)」があります。
  • 健診費用の支払い方法
    受診日に医療機関の窓口で、健診費用(基本項目・詳細項目)の個人負担分1,500円(税込み)をお支払いください。
  • 対象者をリスクの高さで階層分け
    健診結果からリスクの高さに応じて、階層分けを行います。また、受診者全員に対して、個々人の生活習慣の改善に役立てるための「情報提供」が実施されます。
  • リスクの高さに応じて次のように階層分けします
腹囲 追加リスク ④喫煙歴 保健指導対象
①高血糖 ②脂質異常 ③高血圧 40~64歳 65~74歳
85cm以上(男性)
90cm以上(女性)
2つ以上該当 あり・なし共に 積極的支援 動機付け支援
1つ該当 あり
なし  
上記以外で
BMI*≧25
3つ該当 あり・なし共に 積極的支援 動機付け支援
2つ該当 あり
なし  
1つ該当 あり・なし共に

*BMI(体格指数)・・・は肥満度を調べる指標で、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。指数22が標準体重とされます。

高血糖
  • 空腹時血糖(やむを得ない場合は随時血糖)が100mg/dl以上、またはHbA1cが5.6%以上
  • (注)メタボリックシンドロームを判定する際の基準は、空腹時血糖110mg/dl以上となります。
脂質異常
  • 空腹時中性脂肪(トリグリセライド・TG)が150mg/dl以上(やむを得ない場合は随時中性脂肪175mg/dl以上)、またはHDL コレステロールが40mg/dl未満
高血圧
  • 収縮期血圧(最高血圧)が130mmHg以上、または拡張期血圧(最低血圧)が85mmHg以上

特定保健指導

  • 対象者
    特定健診の結果から、特定保健指導の対象者が選定されます。
  • 動機付け支援は原則1回の支援
    対象者がすぐに生活習慣の改善のための目標達成に向けた自主的な行動に移り、その生活が継続できることを目指します。

動機付け支援は原則1回の支援

  • 積極的支援は3ヵ月以上継続して指導
    定期的・継続的な支援により、生活習慣の改善のための目標達成に向けた行動に取り組み、プログラム終了後にも、その生活が継続できることを目指します。

積極的支援は3ヶ月以上継続して指導

インターネットで特定健診実施医療機関を確認できます