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2020年02月04日

新型コロナウイルス感染症に係る注意喚起について

■日本でも人から人へ感染

今般、報道でも取り上げられていますが、中華人民共和国湖北省武漢市を発生源とした「新型コロナウイルス」による感染症の症例が世界各国で報告されており、国内においても、武漢市滞在歴のない症例も含めその発生が報告されています。

 

■症状と感染経路

新型コロナウイルス感染症は、ウイルス感染後1~14日間の潜伏期間を経て、発熱、せきなどの上気道症状、関節痛や倦怠感などの症状が現れるものです。肺炎や呼吸困難をおこし、死に至ることもありますが、WHOによると致死率は約3%と、SARSの10%と比べて高くはありません。

感染経路としては、現在、飛沫感染(せきなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、そのウイルスを口や鼻から吸い込み感染)、接触感染(ウイルスが付着したものに触り、その手で鼻や口などを触って粘膜から感染)の2つが考えられています。

 

■予防と対策

予防法はインフルエンザなどの呼吸器感染症と同じく、せきエチケットと手洗いです。せきエチケットとは、せきやくしゃみが出る人は①使い捨て(不織布製)マスクをつける、マスクがなければ、②ティッシュなどで鼻と口を覆う、③腕(上着の内側やそで)で覆うことです。手洗いは、こまめに石けんを使ってしっかり洗うこと。アルコールでの除菌も効果があります。

 

■新型コロナウイルスに関する情報

厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A」 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

京都府の電話相談窓口

https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/novelcoronavirus.html